時事通信社
2007年・事前企画記事

お家芸卓球、代表争い大詰め
 =中国、地元五輪へ王楠も夢懸ける

【北京だより】
中国卓球男子で北京五輪代表が有力な馬琳(左)と王皓 中国が北京五輪で金メダル独占を狙うお家芸の卓球。アテネ五輪で男子シングルスの頂点は逃したが、北京では男女シングルス、新種目の男女団体戦の全4種目制覇をもくろむ。誰が名誉ある代表入りを果たすか、中国メディアの関心も高い。
 男女代表各3人の有力選手には五輪金メダリスト、世界選手権優勝者が居並び、圧巻そのもの。国際卓球連盟(ITTF)は来年1月の世界ランキングでまず男女上位20人(各国・地域2人まで)に五輪出場権を与えるが、中国勢は役者がそろい、特に女子は混戦だ。
 最新ランクではアテネ五輪単複2冠の張怡寧が1位、シドニー五輪2冠の王楠が2位。世界選手権覇者の郭躍が3位で続き、伸び盛りの李暁霞が4位だ。先に北京で行われたITTFプロツアーのグランドファイナル(プレ五輪)女子単を制したのは李で、郭が2位。1月の世界ランクでは順位変動もありそうだ。
 注目は元女王の王楠。地元五輪を目標に世界屈指の実力を維持し、「外国人には絶対負けない」と言い切る強みがある。プレ五輪では4強を逃し、世界ランクが下がる可能性もあるが、中国紙・新京報によると「(代表入りに)影響があるかもしれないが、気にしていない。自分の夢をかなえるためにやりたい。この1年、ずっと頑張ってきた」と信念は固い。
 男子は、世界ランク1位でアテネ五輪シングルス銀メダルの王皓、同2位の馬琳がほぼ当確。ランク3位で世界選手権連覇の王励勤、同4位の馬龍が残り1枠の候補者。「世界ランクは参考にはなるが、(代表決定は)まだ先だよ」と国家体育総局の卓球関係者。代表を選ぶ側も、どんな布陣が最強でベストかを慎重に見極めている。(北京時事) 写真説明:中国卓球男子で北京五輪代表が有力な馬琳(左)と王皓(中国・北京) (配信:2007/12/19)

   

北京五輪名場面集