時事通信社
北京まで100日!

「選手の皆さん、医療は任せて」
 =大会指定病院、準備着々=

高捷主任医師(左)と王小梅さん 北京五輪大会指定病院の中日友好病院。五輪で選手が負傷したり病気になったりした場合は、この病院に運び込まれる。国際医療部では大会時の選手、役員らの入院に備え、英語の訓練を昨年開始した。選手をストレッチャーに乗せての運び方から、五輪ではドーピング(禁止薬物使用)検査があるため、薬の使い方は特に重要。選手に対する心のケアを含め、医師、看護師で訓練してきた。
 主任医師の高捷さんは「スポーツはとても激しく、五輪ではけが人、病人が多く出ると聞いている。医者としては一人もけが人が出ないことを願っているが、準備は整えている」と話す。昨夏以降のプレ大会でも、選手の受け入れでは満足のいく対応ができているという。
 入院時の食事メニューは多彩だ。臨時コックを雇う予定で、中華はもちろん、日本食、ロシア、イスラムなど多彩な料理を提供。五輪組織委が毎日、食品安全検査を行って万全を期す。
 全面改装中の棟に選手専用階を設け、警備員を配置。一般患者やファンから選手を隔てる。職員がサインや記念撮影を求めることは禁止。ドアの高さは2.5メートル。身長229センチの中国男子バスケットボールのエース、姚明が搬入されても対応できるように、長さが最大260センチに達する超巨大ベッドも発注済みだ。
 今後は北京市と協力し、本番を想定した訓練を重ねていく。「何が起きてもいいように準備します。選手は安心して北京に来て下さい」。高さんは優しくほほえんだ。(北京時事) 写真説明:北京市の中日友好病院国際医療部の高捷主任医師(左)と王小梅さん。同病院は北京五輪大会指定病院になる(中国・北京)【時事通信社】 (配信:2008/4/23)



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