時事通信社
北京まで100日!

異例の推移でカウントダウン
 =チベット問題、五輪成功へ影=

北京五輪主会場、国家体育場の内部 8月8日の北京五輪開幕まで30日であと100日。2001年7月の五輪招致成功から、中国が7年の歳月をかけて準備してきたスポーツの祭典が目前に迫った。大会施設面の準備状況は優れ、プレ大会も大半が終わった。本来ならば世界を巡回中の聖火リレーが各国で歓迎され、祝賀ムードが高まるはずだが、今回は異例の事態でカウントダウンが推移している。
 3月14日に中国チベット自治区ラサで発生した暴動を鎮圧した中国当局への対応から、チベット問題が浮上。欧米中心に中国の人権問題改善を求める声が急速に高まり、複数の欧州諸国首脳は五輪開会式欠席を表明。ロンドン、パリの聖火リレーでは妨害行為が続出した。
 中国国内では最近、欧米諸国への反発から民衆による反仏、反欧米デモが頻発。5月から聖火リレーは中国国内に入るが、中国民衆は熱狂的に迎えるはずだ。五輪成功という国の威信を懸けた悲願へ、チベット問題の波及が影を落としている。(北京時事) 写真説明:北京五輪主会場、国家体育場の内部。競歩のプレ大会で初めてスタンドに観客を入れ、大会が開催された。中央のフィールドに今後、芝生が張られる(中国・北京)【時事通信社】 (配信:2008/4/23)



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