時事通信社
五輪ヒストリー

高橋、女子マラソンで金=第27回シドニー(2000年)

高橋尚子 南半球では1956年メルボルン大会以来44年ぶり2度目の開催で、アトランタを上回る史上最多の200カ国・地域が参加。実施競技も史上最多の28競技300種目にわたった。
 開会式では韓国と北朝鮮が五輪史上初めて同じ入場行進を行い、南北和解をアピールした。
 日本は金5、銀8、銅5のメダルを獲得。女子マラソンでは高橋尚子が女子陸上選手で史上初の金メダルを獲得。柔道女子48キロ級では田村亮子が3度目の出場で悲願の金メダルを手にした。
 【日本人メダリスト】
 ▼金=高橋尚子(陸上・マラソン)、野村忠宏(柔道・ 60キロ級)、瀧本誠(柔道・81キロ級)、井上康生(柔道・100キロ級)、田村亮子(柔道・48キロ級)
 ▼銀=中村真衣(競泳・100メートル背泳ぎ)、田島寧子(競泳・400メートル個人メドレー)、立花美哉・武田美保(シンクロ・デュエット)、立花美哉・武田美保・藤井来夏・神保れい・米田祐子・磯田陽子・江上綾乃(シンクロ・チーム)、永田 克彦(レスリング・グレコローマン69キロ級)、篠原信一(柔道・100キロ超級)、楢崎教子(柔道・52キロ級)、石川多映子・田本博子・斎藤春香・増淵まり子・藤井由宮子・山田美葉 伊藤良恵・松本直美・宇津木麗華・小林良美・小関しおり・高山樹里・内藤恵美・安藤美佐子・山路典子(ソフトボール・女子) ※(陸上・デモンストレーション競技女子800メートル車椅子) 土田 和歌子  ▼銅=中尾美樹(競泳・200メートル背泳ぎ)、中村真衣・田中雅美・大西順子・源純夏(競泳・4×100メートルメドレーリレー)、日下部基栄(柔道・57キロ級)、山下まゆみ(柔道・78キロ超級)、岡本依子(テコンドー・67キロ級)
(配信:2008/5/13)

◎【その時世界は】
 西暦が2000年に変わるとコンピューターが誤作動を起こすといわれた問題も空騒ぎに終わり、世はIT(情報技術)全盛時代に。ITで経済成長が加速するという「ニューエコノミー」論も台頭、アメリカ・オンラインによるタイム・ワーナー買収などネット企業の台頭が目立った。しかし、マイクロソフトの商慣行に独禁法違反の判決が下ったのを機にIT関連株価が下落。翌01年初めごろまでにナスダック株価指数はピークの半値以下まで落ち込んだ。いわゆる「ITバブル」の崩壊である。ゴルフのタイガー・ウッズが24歳という最年少で4大大会を制覇、グランドスラムを達成した。(了)

女子マラソン、五輪最高記録でゴールする高橋尚子【時事通信社】

※主要参考資料
近代オリンピック100年の歩み(ベースボールマガジン社)、最新スポーツ大事典(大修館書店)、オリンピックの事典(三省堂)、国際オリンピック委員会の百年(IOC)、日録20世紀(講談社)、JOCホームページ、熊本県和水町ホームページ

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