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中国初の五輪、混乱なく閉幕=日本はメダル25個−次回はロンドン〔五輪・閉会式〕

 【北京24日時事】中国で初開催された第29回オリンピック北京大会は24日夜、当地の国家体育場(愛称・鳥の巣)で閉会式が行われ、閉幕を迎えた。「一つの世界 一つの夢」をスローガンに掲げたスポーツの祭典。事前に懸念された大会運営の大きな混乱や、テロなどの妨害行為が北京で起きることもなく、17日間の会期を平和裏に終えた。
 大会には204カ国・地域が参加。史上最大の規模で28競技、302種目で熱戦を展開した。誕生した世界新記録は43。国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は同日の総括会見で、競技が高いレベルにあったことに加え、選手中心の運営や選手村のレベルを称賛し、北京五輪組織委員会の大会運営を高く評価した。
 閉会式は午後8時(日本時間同9時)に始まり、選手入場に先立つ国旗入場では、競泳平泳ぎで2大会連続2冠を遂げた北島康介(日本コカ・コーラ)が日本国旗を持って入場。ロゲ会長は北京五輪を「本当に特別な大会だった」とたたえた。次回2012年の第30回オリンピック開催都市のロンドンは、五輪旗引き渡しセレモニーの後、英国サッカー界のスター、デービッド・ベッカムが参加してセレモニーを盛り上げた。
 8日の開会式で1984年ロサンゼルス五輪の体操金メダリスト、李寧氏が点火し、17日間にわたり燃え続けてきた聖火台の火は静かに消え、午後10時(日本時間同11時)ごろに閉会式が終了した。
 日本選手団のメダル獲得総数は25個(金9、銀6、銅10)。1964年東京五輪と並ぶ最多の金メダル16個を獲得した前回アテネ五輪(メダル総数37個)から落ち込んだ。日本選手団が目標に掲げた「金メダル2ケタ」にも1個届かなかった。 
 ドーピング(禁止薬物使用)は過去最大規模の4500件の検査を実施。判明した陽性反応は6件にとどまっており、ロゲ会長も不正撲滅への取り組みが抑止力になったとしている。(了)
(2008/08/25 00:55)

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