時事通信社
バドミントン

オグシオ、なすすべなく=中国ペアの強さに脱帽〔五輪・バドミントン〕

 容赦のない中国ペアの攻撃に、なすすべもなかった。第1ゲームから一方的な展開でストレート負け。オグシオは完敗を喫した。潮田のスマッシュが序盤に決まったのが唯一と言ってもいい見せ場。棒立ちとなった小椋の前にシャトルが落ちるシーンが象徴的だった。
 「強かった。自分たちのプレーをさせてもらえなかった」。潮田は脱帽した。「何かをしなければ、と焦ってしまった」
 今年に入り、小椋の腰の故障が影を落とした。五輪出場を内定させた後、2カ月間ペアを組めない時期も。ともに4年間歩んできた中島慶コーチは「言い訳になるが、あれが痛かった」。小椋は強烈なスマッシュを下半身の崩れがなく打てるが、腰痛で踏ん張りが利かない状態。五輪への最終調整も、基本のコンビネーションを確認するのが精いっぱいだった。
 4年前のアテネ五輪は潮田の腰痛、小椋の左足小指骨折などで代表入りを逃した。今回は出場だけでなく、一挙にメダル獲得を目標に掲げたが、またも故障に泣く形に。
 とはいえ、この競技に多くのファンの目を向けさせたのは2人の功績。そのオグシオを追い越せと、末綱、前田組が世界ランキング1位の中国ペアを倒して4強入りを果たした。相乗効果だろう。敗れた潮田は「ここまで来たらメダルを取って、日本のバドミントンを世界にアピールしてほしい」とエールを送った。(北京時事) (2008/08/11 23:58)

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