時事通信社
バドミントン

「笑顔でできてよかった」=銅逃すも、スエマエ大健闘〔五輪・バドミントン〕

 【北京15日時事】「2人らしく最後まで笑顔でできてよかった」。15日、北京五輪のバドミントン女子ダブルス3位決定戦。末綱聡子(27)、前田美順(22)組=NECセミコンダクターズ九州・山口=は銅メダルを逃したものの、一時は互角に競り合う大健闘を見せた。
 末綱選手は「負けたのは悔しいが、オリンピックで4試合もできて幸せ。バドミントンをやっている日本の小中高生の励みになれば」。前田選手は「4年後は長いが、もう一回オリンピックに出たい。楽し過ぎる」と笑顔で語った。
 2004年に初めてペアを組んだ。末綱選手のペア相手がけがをし、入社したての前田選手に白羽の矢が立った。チームの今井彰宏監督が「ピピッときた。2人は合うと感じた」。
 以来、不動の組み合わせ。「オグシオ」人気の陰に隠れていたが、今年、世界ランキングを8位に上げた。7月にはチームの地元熊本での大会でオグシオに勝った。
 大分市出身の末綱選手は8歳、鹿児島県国分市(現霧島市)生まれの前田選手は6歳でバドミントンを始めた。週2回、午前中に出社する以外、ほとんど練習漬けの毎日。ともに「負けん気が強い」と自己分析する。
 2人の両親とチーム仲間ら20人でツアーを組み観戦したが、「想定外」の活躍。「負けるはず」だった世界ランク1位の中国組を下した試合を最後に帰国した。所属会社では、体育館の一室で社員らが応援。3位決定戦のテレビ中継はなく、北京に残ったスタッフが電話で「実況」した。(了)
末綱聡子(すえつな・さとこ)、前田美順(まえだ・みゆき)
(2008/08/15 22:39)

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