時事通信社
サッカー

気力振り絞り、悲願の「銅」へ=なでしこ、独と21日3位決定戦〔五輪・サッカー〕

 【北京20日時事】サッカー女子の3位決定戦、日本−ドイツが21日午後6時(日本時間同7時)から、当地の工人体育場で行われる。準決勝で米国に敗れて決勝進出を逃した日本は、3度目の五輪でメダルを獲得するラストチャンス。1968年メキシコ五輪の男子に並ぶ銅を獲得すれば、悲願達成に胸を張れる。
 18日の米国戦は、早い時間帯の先制点がかえって日本のリズムを不安定にした。前半終了間際、守備陣が集中力を欠いて瞬く間に2失点。後半は1点差を詰めることに焦って逆襲を食らい、司令塔の宮間あや(岡山湯郷)は「工夫せず、通用しないプレーを続けてしまったのが敗因」と振り返った。肉体的には疲労の極致だが、攻守ともに粘り強い精神力を振り絞ることが、メダル獲得の条件と言っていい。延長やPK戦にもつれることも辞さず、冷静に構えることも必要になってくる。
 ドイツは昨年9月のワールドカップ(W杯)優勝国。今大会5試合では2点以上奪った試合はない代わり、強い守備力で日本の攻撃の芽を摘んでくるだろう。昨年W杯では日本に2−0で勝利。FWプリンツの個人技は出色で、準決勝でブラジルに1−4と大敗した屈辱をぶつけてきそうだ。
 決勝の米国−ブラジルは同日午後9時(同10時)に3位決定戦に続いて行われる。両国の決勝対決はアテネ五輪と同じで、米国は2大会連続3度目、ブラジルは初の金メダルを狙う。得点王争いでは、ブラジルのクリスチアネが5点でトップ。沢穂希(日テレ)は3点で4位にいる。(了) (2008/08/20 16:53)

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