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次代のエースが躍動=南米対決、アルゼンチンに軍配−サッカー〔五輪・サッカー〕

 事実上の決勝戦と言われた南米の2強対決。決定的な仕事でアルゼンチンを勝利に導いたのは次代を担う20歳のストライカー、アグエロだった。
 真っ向勝負が期待されたが、前半からブラジルはカウンター狙いで守備的にプレー。アルゼンチンがほぼ一方的に攻め込んだが、今大会無失点の相手の壁を突き破るまでには至らなかった。
 こう着状態をいち早く破りたい後半立ち上がり。抜群の瞬発力を誇るアグエロのスピードが生きる。ガゴから左に展開、ディマリアのクロスに瞬時に現れ、胸で押し込み先制点。6分後にはガライの低い右クロスを冷静に右足で合わせた。駄目押しの3点目もアグエロが反則を誘って得たPKが生んだ。
 アルゼンチンが制した昨年の20歳以下ワールドカップの得点王、最優秀選手。この日は特に燃える要素があった。母国の英雄マラドーナが観戦に訪れていた。実はアグエロはマラドーナの次女と交際中。試合前には「ブラジル攻略法を教えてもらうよ」と話していた。注目されている親友メッシより、いいところを見せられた。
 最大のライバルを撃破。若い才能が光り輝くアルゼンチンが連覇をはっきり視界にとらえた。(北京時事) (2008/08/20 00:39)

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