時事通信社
自転車
五輪特集トップ自転車>指定記事

賞金なげうって思い結実=永井選手「挑戦者の気持ちがメダルに」〔五輪・自転車〕

 「挑戦者の気持ちがメダルにつながった」。競輪からケイリンへ−。16日、北京五輪の自転車ケイリンで、永井清史選手(25)が銅メダルに輝いた。「うれしいが、実感がわかない」と満面の笑顔。賞金をなげうって五輪への思いに懸けた伏兵が、2000年シドニー五輪で正式種目になった日本生まれの競技のメダリスト第1号になった。
 永井選手は岐阜県美濃市出身。小学校は野球、中学校はバスケットと陸上競技をしていたが、岐阜第一高校で自転車部に所属し、全国高校総合体育大会優勝などの好成績を収めた。
 02年2月から10月、スイスの世界自転車競技センターに留学。現在の日本チーム監督のフレデリック・マニエさん(39)の指導を受けた。
 現在は岐阜競輪場を地元とするプロの競輪選手。300レース以上に出場し、生涯獲得賞金は約1億900万円だ。
 競輪とは異なる自転車競技で、04年のアテネ五輪に挑戦したが、落選。北京に向けて雪辱を誓い、今年4月のアジア選手権で2位に入るなどして初の五輪出場を決めた。
 5月には東京・丸の内の街路を封鎖してレースを行うイベントに参加するなど、自転車競技の普及活動にもかかわっている。
 五輪に向けて本業のレースには出場せず、その期間の賞金はゼロ。9月から復帰する予定だ。(北京時事)
(2008/08/16 23:50)

記事一覧



北京五輪名場面集