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内村、3個目のメダル逃す=追い風生かせず〔五輪・体操〕

 男子種目別ゆかの決勝。2番手で登場した名手ドラグレスク(ルーマニア)が着地を失敗し、昨年の世界選手権を制したヒポリト(ブラジル)も終末技で尻もち。6番手で演技を待つ内村に、メダル獲得へ追い風は吹いていた。
 直前に演技した鄒凱が高得点をマークしても、「気にならなかった」(内村)。しかし、体の反応は正直だった。
 第1シリーズの着地は決めたが、第2シリーズの前方系連続技で予定していた1回半ひねりが抜けてしまう。それ以外は無難にまとめたものの、演技価値点は8人中最低の6.3点。「1種目しかないと思ってちょっと力が入った」と内村。この時点で4位、メダルは夢と消えてしまった。
 団体総合と個人総合で銀メダルを手にし、一躍脚光を浴びた19歳。「きょうのゆかで現実に戻った」と苦笑したが、表情は晴れやか。「4年後に向けて、いい経験になったと思う。次はもっと上にいけるように頑張る」。その目はしっかりと、ロンドン五輪を見据えていた。(北京時事)
(2008/08/17 21:36)

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