時事通信社
体操
五輪特集トップ体操>指定記事

メダルラッシュ、4年後に弾み=英国、ロンドン五輪へ強化進む〔五輪〕

 【北京20日時事】2012年ロンドン五輪を開催する英国が、北京でメダルラッシュに沸いている。19日までに獲得した金メダルは、中国、米国の両大国に次いで16個。4年後に向け、大きな弾みを付けている。
 19日は新たな金メダルデー。自転車や陸上女子などで4個を追加。16日に金4個を獲得し、サイモン・クレッグ団長は「過去100年で最も成功した1日」と喜んだが、「100年に1度」が4日間で2度起きた。
 英国は1908年ロンドン五輪で金メダル55個を奪ったが、以降は20年アントワープ大会の14が最高。24年パリ五輪以降は、前々回シドニーの11を除き、一けた数字。96年アトランタ五輪はわずか1だった。北京では、メダル総数も、近年最高の84年ロサンゼルス五輪の37個を超える勢いだ。
 英国は90年代半ばに、国営くじの収益金をスポーツ振興に投入するシステムを整備。今回、トラック種目だけで金7、銀3、銅2のメダル量産に成功した自転車は、2000年シドニー五輪時の約2倍の1160万ポンド(約24億円)を強化資金として投入。男子のクリス・ホイは英国史上100年ぶりの1大会3個の金を手にする快挙を演じた。3年前のロンドン五輪開催決定を契機に選手強化が促進されており、体操でも個人種目で一世紀ぶりのメダリストが誕生した。
 こうした成功例は、全競技に波及していきそうだ。ただし、英国経済の減速や五輪関連予算の圧迫などで、競技強化資金が不足する恐れも漏れ伝わっている。(了) (2008/08/20 18:36)

記事一覧



北京五輪名場面集