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外村、あと一歩届かず=夢と消えた親子2代のメダル獲得〔五輪・トランポリン〕

 決勝進出8人のうち、7人が終了した時点で外村は39.80点で3位。祈りを込めて最後の陸春龍(中国)の演技を見守った。だが、陸の完ぺきな演技で外村は4位に下がった。「悔しい。(引き揚げる時)表彰台をちらっと横目で見てしまった」。あと一歩及ばなかった無念さを表した。
 4番目に登場した外村は、8人の中で最も難度点の低い演技構成で臨んだ。この大会のために用意した難度点の高い「4連続3回宙返り」を封印。予選第2演技の「3連続3回宙返り」で高得点を得て決勝につなげたことで選択が変わった。
 「3回でも演技点が出る」。そう考えた外村はリスクを避けた。「3回で確実に点数を稼いで金メダルを狙った」と振り返るが、2度もジャンプゾーンを外すなどミスが出てしまった。
 父の康二さんは1984年のロサンゼルス五輪の体操代表として団体総合など2個の銅メダルを獲得している。「どうしても親子2代でメダルを」と言い続けていた外村は、メダルを逃した瞬間、「(次の)ロンドンを考えた」という。「準備は完ぺきだと思っていたが、いざ本番で力を出せなかったのはやはり準備不足」と振り返り、4年後の雪辱を固く誓った。(北京時事) (2008/08/20 00:36)

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