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15歳鶴見、平均台で上位も=体操女子躍進の立役者〔五輪・体操〕

 北京五輪の体操は19日夜の男女種目別決勝で競技が終了する。女子の平均台には団体総合5位入賞に躍進した日本のエース、15歳の鶴見虹子(朝日生命ク)が出場する。
 体操女子の復活は鮮やかだった。昨年9月の世界選手権では、五輪出場権が得られるぎりぎりの予選12位。それが北京五輪では予選8位で24年ぶりに入賞を決め、さらに決勝は全員がほぼ完ぺきな演技で3つも順位を上げた。塚原光男・五輪強化本部長は「すごい快挙。男子(団体総合)の銀メダルと同じくらい価値がある」と評価する。
 その立役者が鶴見。団体総合決勝では段違い平行棒と平均台で15点台を出し、チームを勢い付けた。種目別の平均台で、どこまで健闘できるか。ナスティア・リューキン(米国)らトップ選手は16点台を出せる演技構成。普通なら勝ち目はないが、平均台は落下しやすい難しい種目で、上位陣にミスが続出すれば波乱が起きないとも限らない。鶴見は平均台の演技中盤で片足踏み切り側方屈身宙返りなどD難度の技を3つ連続させるが、落下が多かった昨年よりも完成度は上がっている。
 「国内大会より、海外の大会の方が思い切って演技できる」と鶴見。五輪の公式練習で、着地が成功するまで跳馬を跳び続けた負けず嫌いの一面もある。チームでも日本選手団でも最年少だが、体操女子では団体総合で銅の東京五輪以来、44年ぶりのメダル獲得の夢も託したくなる。(北京時事) (2008/08/19 08:13)

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