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中沢、初舞台に萎縮=悔やまれる故障−柔道〔五輪・柔道〕

 世界選手権で2大会連続銀メダルを獲得した中沢は、五輪に萎縮(いしゅく)した。初戦の2回戦で敗れ、敗者復活戦にも回れず、初めての舞台は幕を閉じてしまった。
 相手のモリコは世界選手権でも顔を合わせ、スタイルは熟知していた。だが、相手が突いて出て、組み手を取らせない戦法にまんまとはまった。動きが硬く技が出せない。序盤に指導を受けたことが最後まで響いた。「動かなかった。前後の動きしかできていなかった」。いなして横から行う攻撃は、全くなかった。
 3月に痛めた右ひざも影響。リハビリに思いのほか時間がかかり、追い込むべき時期に十分な練習ができていない。「練習を積めていれば、意識しないでできた」。悔やみ切れないようだった。
 2度の世界選手権で決勝を争ったラボルデ(キューバ)が米国亡命を求めて代表を離れたため、今大会は本命視されていた。谷本、上野と金メダルを獲得した流れに乗れなかった。「この試合のことしか考えてなくて。次のことは…」。ショックは大きかった。(北京時事)
(2008/08/15 01:21)

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