時事通信社
競泳,水球

重圧はねのけ、再び銅=北島も有終の美−男子メドレーリレー〔五輪・ハイライト〕

 男子400メートルメドレーリレーの日本がアテネ五輪に続いて銅メダルを獲得。水から上がったアンカーの佐藤を迎え入れ、4人は抱き合って喜びを分かち合った。
 背泳ぎの宮下から4番手で引き継いだ平泳ぎの北島が猛然と飛ばした。「後の2人を楽に泳がせてあげたい」。長年のライバル、ハンセン(米国)ら3人を抜き去ってトップへ。引き継ぎタイムは個人の100メートルで出した世界記録(58秒91)を大きく上回る58秒07。「最後は(疲れて)体が浮いたけど、あそこで踏ん張れるのもリレーの面白さ」と北島。
 後を受けたバタフライの藤井は、怪物フェルプス(米国)にトップを譲りながらも、バタフライ泳者2位の力泳で食い下がる。調子を落とし気味だった自由形の佐藤も、ロシアとの3番手争いで踏ん張り抜いた。
 2003年から世界選手権と五輪でメダルを取り続けてきた種目。ただ、北島以外は顔触れが一新した。各国のレベル向上も感じ取り、チーム内には「今回は厳しい」という見方が広がっていた。それでも、国の総合力を競うレースのために4人が結束。プレッシャーをはね返した。
 「夢の舞台で金メダルを取り、こうやってリレーでもメダルが取れた。チームに感謝したい」と北島。後輩たちにチームで戦う喜びを伝え、日本の大エースが集大成となる五輪を終えた。(北京時事)
(2008/08/17 16:27)

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