時事通信社
セーリング

実力派ペアに五輪の洗礼=まさかの出遅れも逆襲誓う〔五輪・セーリング〕

 女子470級世界ランキング1位の近藤、鎌田組が、いきなり五輪の洗礼を浴びた。実力派ペアが19艇中16位に沈むまさかのスタート。1、2回戦とも最終マークで他艇と接触。1ケタ順位のフィニッシュ目前だったが、海面で720度旋回するペナルティーが響き、1回戦13位、2回戦15位に終わった。
 近藤は「散々でした」と頭をかき、「初歩的なミスで順位を落とした」。初五輪の重圧は感じていなかったそうだが、ミスの理由を「視野が狭くなって、相手の位置を把握できていなかった」と反省した。
 冷静さを欠いたのは、やはり五輪の大舞台ゆえか。小松一憲コーチは「熱くなると普段のセーリングができない。もっと落ち着いてやらないといけない」とばん回を促した。
 2回戦の接触は、ペナルティーを誘うようなイタリア艇の動きに引っ掛かった。「その辺は五輪という厳しさを実感した」と鎌田。その上で「こんなに悪い順位なので、あしたから思い切りできる」と気持ちを切り替えた。
 3回戦以降、好順位を連発すれば浮上は可能。近藤は「きょう中に気持ちを切り替えて、最後まであきらめないでやる」と力強く逆襲を誓った。(青島時事)
(2008/08/12 01:42)



北京五輪名場面集