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決勝へ、1点届かず=福島、得意の速射でつまづく〔五輪・射撃〕

 「あと1点、と言われると非常に悔しくなる」。決勝進出へ、福島が必要だったのは、あとわずか1点だった。
 予選が精密射撃30発と速射射撃30発に分かれているピストル種目。後半の速射で追い上げるのが福島の得意パターン。前半の21位からでも巻き返す余地は十分にあった。しかし、速射の1、2発目で「引き金を引いた瞬間、違うというのを感じた」という。
 わずかな狂いながら、10点満点のうち9点が2度続いた。8点があまり出ない種目の性質上、9点はミス。標的のランプが切り替わって3秒以内に撃たなければならず、あっという間に競技が進んでいく速射で、出だしのミスは響いた。「あれでリズムに乗れなくなった」。最後の10発(第3シリーズ)では、9点を1発だけに抑え、99点を挙げただけに、立ち上がりのミスが余計に悔しいものとなった。
 ソウル五輪の銀メダル以来の表彰台を目指した4度目の挑戦は、不完全燃焼。44歳の福島は今後について、休養を取った後に決めたいという。だが、「(射撃は)やっぱり奥深い。悔しいし、闘志がわいた」と意欲は十分。まだまだ、燃え尽きそうにない。(北京時事)
(2008/08/13 16:44)

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