時事通信社
ソフトボール

奮起した打線=見極め明確−ソフトボール〔五輪・ソフトボール〕

 米国の牙城を崩すには、何より打線の奮起が必要だった。前日まで徹底されていなかった狙い球、バントへの集中力。この大舞台では明確だった。
 3回の先制点。三科の二塁打は高めに浮くライズボールに合わせた。三科は先発で2人しかいない右打者。「左打者は苦戦する。4年間この投手の研究だけしてきた」と言う。狩野の遊撃への適時内野安打は沈む球の落ち際をたたいた。狩野は「打席に立つ位置を前に変えていた」と言い、いずれもオスターマンの勝負球を見極めていた。
 4回。貴重な本塁打を放った山田も甘いライズボールを弾き返した。第1打席で1度も振らず三振して球筋を見極めた。初球の沈む球を空振りして誘い、浮いたところをコンパクトに合わせた。山田は「落差が大きい。上か下かを絞ること」と胸を張った。
 前日目立ったバントの失敗もなかった。3回の峰、7回の三科の犠打はいずれも得点に結び付いた。エース上野が3連投。負担を軽くするのが何よりの薬になった。(北京時事)
(2008/08/22 01:01)

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