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平野、屈辱胸にロンドンへ=厳しさ知った初舞台−卓球女子〔五輪・卓球〕

 20日の北京五輪卓球女子シングルスの3回戦。39歳の元中国代表、ガオ・ジュン(米国)との初対決で完敗した平野早矢香(ミキハウス)は、試合終了直後に「次(の五輪)に出る時はもっと力を付けて出たい。勝ちたい」と思ったという。
 負けず嫌いの性格。強い精神力が持ち味の23歳にとって、第2ゲームを1−11で取られたのは屈辱以外の何ものでもない。「途中で戦術がバラバラになってしまってどうしようもなかった」と振り返った。「大切な場面でどうプレーしていくか」を課題としていただけに、自らをコントロールできない場面をつくったことは納得がいかない。
 4年前。19歳だった平野は全日本選手権の覇者となりながらアテネ五輪に出場できなかった。「五輪というか、卓球に懸けてきた4年間だった」というように、求道者のように卓球のことだけを考えた。その執念は、今年の世界選手権団体戦で日本に銅メダルをもたらす大車輪の活躍となって結実。五輪世界ランキングも上昇し五輪出場権は自動的に手に入った。
 迎えた本番。団体戦では韓国のカットマンに大事な試合で2度にわたって完敗した。シングルスでは、相手に遊ばれたような試合で敗退した。
 「自分の力を付けていくしかない。(ロンドンでは)金メダルを取れる力を付けていきたい」。既に全日本選手権優勝4度。海外でさらに飛躍するため、努力の人の新たな4年間が始まる。(北京時事) (2008/08/21 06:55)

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