時事通信社
陸上
五輪特集トップ陸上>指定記事

ワンジル、再び日本拠点の意向=トヨタ九州退社し移籍希望〔五輪・陸上〕

 【北京24日時事】24日の北京五輪男子マラソンで金メダルを獲得したサムエル・ワンジル(21)=ケニア=はレース後、所属するトヨタ自動車九州を退社し、再び日本を拠点に競技を続ける意向を明らかにした。「これからは(マラソンを中心に)自分でやりたい。駅伝がないところでやりたい」と語った。関係者によると、弁護士を通じ6月に内容証明郵便で退職届を出している。
 これに対し、同社経営管理部秘書・広報グループは「会社を替ったという認識はしていない。北京五輪前で本人に負担を掛けたくなかったから連絡はしなかった。本人が来日したら速やかに解決したい」と説明した。ワンジルは北京五輪後、ケニアに戻り、9月上旬に再来日する予定。 
 ワンジルは2002年に来日し、仙台育英高に留学。卒業後は同社入りしたが、企業の陸上部で大きな比重を占める駅伝が、マラソンなどの個人種目を続ける上で負担になっていた。また、実業団には、外国人選手の日本滞在日数が特定の期間で180日以上なければならないといった規約がある。勤務実態なども精査され、これらをクリアするため海外の大会出場も制限されていた。(了)
(2008/08/24 18:00)

記事一覧



北京五輪名場面集