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必ず勝つと思った=日本の恩師らも声援−ワンジル選手〔五輪・陸上〕

 24日の北京五輪男子マラソンで優勝したサムエル・ワンジル選手(ケニア)は宮城県の仙台育英高校とトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)で力を付けた。日本でテレビ観戦した恩師らも、快挙を喜んだ。
 高校時代の恩師、渡辺高夫陸上部総監督は仙台市内で「圧倒的な力で優勝できて大変うれしい」と笑顔。「35キロ地点が一番きつかったと思うが、エチオピアの選手にスタミナを消耗させ、その間に相手に行くぞとサインを送っていたので、必ず勝つなと思った。我慢し、スタミナ配分をうまくやった」と分析した。 
 高校時代のワンジル選手は「身体能力が高く、地面をとらえる力、リズム感が素晴らしかった」という。人柄も「素直でチャレンジ精神旺盛。後輩を大切にするといった、日本人が忘れた心を持っている」とたたえた。
 1992年バルセロナ五輪銀メダリストの森下広一トヨタ自動車九州監督は北海道で合宿中。会社を通じ「おめでとう。金メダルを取れると信じて応援していました。一緒に練習してきたわれわれは、今後の力になる勇気を与えてくれたと感謝しています」とのコメントを出した。(了)
渡辺高夫(わたなべ・たかお)森下広一(もりした・こういち)
(2008/08/24 19:16)

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