時事通信社
バレーボール

日本、自滅で敗退=16年ぶりの舞台あえなし〔五輪・バレーボール〕

 日本の一挙手一投足に対して、北京の観客からブーイング。「負ければ終わり」の日本に、ベネズエラを応援する歓声は重圧を掛けた。
 サーブレシーブが安定しない。リベロの津曲をかわすように、相手はジャンプサーブで越川を狙った。石島はサーブをネットに掛ける。16年ぶりの五輪切符に勇んだチームの若き中核が、焦る必要のない相手に動揺。経験豊かな山本がバックアタックで切り返し、自滅を必死に食い止めたが、第1セットを落とした。
 穴は広がった。第2セットは強打を難なく拾われ、速攻で逆襲されるパターン。相手のサーブミスにお付き合いもして、無残なストレート負け。
 勝てるはずだった中国戦をフルセットの末に落とし、追い詰められたのがすべてだろう。歓喜に浸った6月の世界最終予選は、東京でのホーム試合。今度は本番で全く立場が異なる「アウェーの洗礼」を浴びた。敗因はそれだけではないが、精神面の弱さは否定できない。バルセロナ以来16年ぶりの五輪。当時を知る植田監督や主将の荻野は、改めてブランクの長さを感じたことだろう。(北京時事)
(2008/08/17 00:55)

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