時事通信社
バレーボール

「これが今の自分」=悔しさ隠し、メグ終戦−女子バレー〔五輪・バレーボール〕

 「これが今の自分だと受け止めたい」。19日の北京五輪女子バレーボール準々決勝。日本は世界ランキング1位のブラジルに完敗し、最後の舞台は1時間余りであっさり幕を閉じた。エースの栗原恵選手(24)は、悔しさを表に出さず、淡々と結果を受け止めた。
 「プリンセスメグ」の愛称で、女子バレーの人気の中心。アテネも準々決勝で敗れ、「全然通用しなかった」と号泣した。
 その後、所属企業を移籍し、規定で1年間公式戦に出られなかった。左足指の骨折で選手生命も危ぶまれたが、懸命のリハビリで復帰した。
 注目されても、浮かれない。常にストイックに、笑いを封じてメダルを狙ってきた。
 ブラジルにサーブ、アタックともパワーで圧倒され、栗原選手の見せ場も少なかった。「力の差を見せ付けられた。そういう強いチームとできたのはうれしい」と言葉少なに語った。
 試合後、ブラジルの選手が去った後も日本の選手と柳本晶一監督(57)はコート脇にたたずんだ。柳本監督は「この4年間、一緒の目標に向かってきたチームがきょうで終わり。最後に握手をした」。結果を率直に受け止める一方で、「選手の成長が財産になった。最高の12人がコートに立ってくれた」と感謝した。(北京時事)
栗原恵(くりはら・めぐみ)柳本晶一(やなぎもと・しょういち) (2008/08/19 20:52)

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