時事通信社
バレーボール

強豪との差埋まらず=日本女子、序盤に弱点露呈−バレーボール〔五輪・ハイライト〕

 試合後、柳本監督から一人一人握手された選手らのぼうぜんとした表情がすべてを物語っていた。世界ランキング1位のブラジルとの準々決勝は、わずか1時間7分で完敗。日本は世界上位国との差を改めて知らされ、北京の戦いを終えた。
 「出だしのサーブカットで崩れてしまった」と木村は振り返る。第1セット。日本は3−3までは相手に食らい付いた。だが、ステインブレシェルが変化のあるサーブを打ち出すや、全く対応できなくなる。5つのサーブポイントを含む8連続失点。あっと言う間に3−11と差を付けられた。「(サーブへの対応は)すぐに修正できた」と木村は言うが、ブラジルに握られたペースが日本に移ることはなかった。
 世界の強豪との差は、ブロックの弱さとサーブレシーブが乱れた時の攻撃力不足と言われていた。この日もまさにその内容。チームに欠けている部分が序盤に出て、荒木は「自分たちの力のなさを感じた」と言った。
 「一区切り。選手はメダルという目標から逃げずにやってくれた」。アテネ五輪に続いて指揮を執った柳本監督は12人をねぎらった。しかし、結果は前回と同じ5位。「これが今のわたしたちの実力。それ以下でもそれ以上でもない」。杉山の言葉が日本の現状を表していた。(北京時事) (2008/08/19 19:01)

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